New Japan Initiative Blog – 在米コンサルタント3人が日本人ビジネスパーソンに提言します!


日本企業のグローバル化

Masakiです。5月30日付けのNew York Timesに、こんな内容の記事が載っていました。「海外のトップクラスの大学を出ている人財を採用したがらない日本企業」理由は、社風や和を乱す人間を恐れての事が多いようです。中国、韓国、インドなどの急成長を遂げている新興国では、社内に蓄積されていない知識や経験が欲しい為に、積極的に海外で教育を受けた人財を採用しているようです。違いを受け入れ、それを力に変える働きかけです。多様性を受け入れるという事でもあるでしょう。

このような話しは、20年程前にもよく聞きました。日本企業の在り方(Being)グローバル化は、その当時から余り変化がないのでしょうか。そんな流れの中で、折角、海外のトップクラスの教育を受けた人財も「日本企業に合うように、自分を作り変えようとしている」ようです。

いつまでたっても、自分のやり方を強要するシステムが根強い日本企業が多いようです。物事の自然な流れに逆行しているような感じを受けます。日本は、日本企業は、日本人は、これからのグローバル化に対応できるのでしょうか。 過去の成功体験を大いに受け入れて、日本の良さを全面に自らを鼓舞し、復興に力を注いでいます。それはそれで、大いにすべき事でしょう。それに加え、そろそろ、違ったベクトルに進んでも良いのではないでしょうか。過去の良さだけでは無く、未来に向って、勇気を持って、新しい流れに積極的に取り組むべきではないでしょうか?将棋の世界でよく聞く「定跡を捨てる」事に勇気をもって取り組めるかという事だと思います。

皆さんは、どう思いますか?


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