morioです。先日、世界中を駆け回っているアメリカ人ビジネスマンに「日本は、本当にどうしちゃったの? このところ中国、ロシアにいいように扱われ、ずっと景気は悪いし、元気がないように見えるよ。」と言われてしまいました。
実際このごろトヨタやホンダまでもアメリカでは今一の印象が出てきました。
一方、2年もかからずガバメントモータースと言われたGMが、株式の再上場してしまいました。(はたしてJALは短期で再上場できるのでしょうか?)
先日はソニーがアップルに買収されるかもしれないという噂が出ていました。
円高で多くの日本企業は利益が大幅に減ってしまっていますが、逆に円高のメリットを生かして欧米の会社を買収するという日本企業の話を聞かないのは残念です。
今こそ自分たちの自信を取り戻さないといけないのではないかと思います。
がんばれ日本!という気持ちです。
そのために 私たち日本人として何が日本の、日本人の強みだとはっきり自信を持って言えるでしょうか?
masakiです。先日、とある方が言っていました。「これからのグローバルビジネスの公用語は中国語だよ。」彼の考えの基になっているのは、経済の伸び方と中国語を話す人数だそうです。Vistawideに紹介されている人数の内訳は、下記になります。
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Mandarin Chinese: 1.051billion
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English: 510million
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Hindi: 490million
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Spanish: 420million
皆さんは、どう思いますか?グローバルビジネスで、これから使われる言語は中国語になってくるのでしょうかね。
ほんです。最近、メールで盛んに来るお誘いは、LinkedInとFacebook。Facebookは5億人が加入しているそうですね。そこで思ったのは 他にもネットサービスでGoogleもあればYouTubeもありますよね。音楽ダウンロードならiTunesが世界を席巻している。
これを日本で見てみるとMixi、ニコニコ動画、音楽サイトは小生何がどれだけあるか知りません。要するに非常に多数の競合がひしめいています。しかし残念ながらそれらは世界的に競争力が無いか、または世界を前提には作られていない。でも、これらの日本でのサービスのパイオニアには敬意を評します。
一方、アメリカのサービスを見るとサービスにナショナルブランドが少数立っていて、それらが非常に巨大。スケールメリットを享受しながら世界にも範囲を広げる。何となく、アメリカの企業家達は先行者、パイオニアには敬意を払ってそこをつぶしに行く企業が少ない(ように見える)。むしろそのサービスを取り巻く事業を作って儲けているようにも見えます。または国内の事業の潰し合いにならずにどの様にゲームをするかを考えているのでしょうか?
日本では一つサービスが当たると類似のサービスがあちこちで登場し、潰しあい、どこがリーダーか分からなくなり、世界から見たら小さい池の中の戦いでその中で疲弊してしまい、世界の競争に勝てないような気がしてなりません。ネットサービスに限らずですが、みんなで我慢しあい、コストを削り、給料を削り消耗戦を日本の中でやっているような気がします。日本でも世界で戦える事業、サービスは皆で支え、共栄するような振る舞いが必要な気がします。甘ちゃんの考えかもしれませんが、どうしても無駄なところで消耗戦をしている気がしてなりません。
皆さんはどうお考えですか?