グローバルビジネスは楽しいか?
のりです。転職に関する記事が続きましたので、今回は違う話にしましょう。ずばり、皆さんは普段のビジネスの場面で、異言語、異人種、異文化の人たちと仕事をすることを楽しいと思いますか?当然、ビジネスにおけるグローバル化は避けられないわけですから(それこそガラパゴス諸島に住まない限り)、楽しいだろうが辛いだろうがやらなきゃならない。でもどうせやるなら、楽しい方がいいに決まっていますね。ならば、どうすれば楽しくなるのか。逆にグローバルビジネスが辛いと感じる時、何が我々にそう感じさせるのか。そして、何をすれば少しでも楽しい方向に物事が進むのか。ぜひご意見ください。
4件のコメント
転職というオプションPART II
今から10年程前、シリコンバレーはインターネットバブルの時代でした。
10/17/2010, 15:39
Filed under: - アメリカ人の特徴と行動パターン, - グローバルビジネスに欠かせない人財, @morioの投稿記事 | タグ: キャリアプラン, シリコンバレー, プロフェショナル
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今から10年程前、シリコンバレーはインターネットバブルの時代でした。
そのころ、シリコンバレーの企業の社員の平均勤続年数は、2年を切っていて1.8年でした。逆に3年以上も同じ会社にいたらベテラン社員になっていました。
一つのプロジェクトが終わると、会社を変わる、そんなイメージがありました。シリコンバレーの企業に勤めていたアメリカ人に聞いてみたら、「一つの会社でじっと昇進の機会を待ってなんていられない。」と答えてくれたのを覚えています。
トムピータースがこれからの会社は、映画作りのプロジェクトのようになると発言していました。映画作りの様にそれぞれの仕事を行なうプロフェショナルが集まり、チームを作ってベストをつくし、映画ができれば解散してみんなまたバラバラになっていく、そんなイメージの組織がこれから主になっていくと言っていました。
これは極端な時代の例かもしれませんが、企業につとめていても、フリーランスとして活動していてもいかに自分の仕事でプロとして価値を提供できるかが問われているのは同じような気がします。同時に一つの企業で働き続けることのリスクも表しているような気がします。
日本がこの数年でそのような状況になるとは思えませんが、世界ではそういう現実もあるということを知っていた方が良いと思います。自分のキャリアプランに合った、自分がやりがいがあると思う仕事と働きやすい環境を探してチャレンジしていくという生き方もあるのではないでしょうか?
転職は難しい PartII
Masakiです。この話題について、面白い見解をドラッカー氏が述べています。下記に抜粋します。
”「得るべきところはどこか」を慎重に考えた結果が、今働いているところではないということであるならば、次に問うべきは、「それはなぜか」である。「組織の価値観になじめないからか」「組織が墜落しているからか」。もしそうであるならば、人は確実にだめになる。自らが価値ありとするところで働くのでなければ、人は、自らを疑い、自らを軽く見るようになる。— 省略 — このように自らがところを得ていないとき、あるいは組織が腐っているとき、あるいは成果が認められないときには、辞めることが正しい選択である。出世はたいした問題ではない。重要なのは、公正であることであり、公平であることである。さもなければ、やがて自らを二流の存在と見るようになってしまう。”
これからの社会の牽引役になるであろう知識労働者に向けられた意見である。皆さんの現実と比較して、このコメントをどう思いますか?
参照: プロフェッショナルの条件 P.F.ドラッカー著 ダイヤモンド社
転職は難しい?