New Japan Initiative Blog – 在米コンサルタント3人が日本人ビジネスパーソンに提言します!


ロシア新体制
03/16/2012, 15:22
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 Masakiです。ロシアのCheburashkaより興味深いご意見を頂きましたので、紹介致します。ご質問、ご意見をお待ちしております。

<近くて遠い国、古くて新しい国 ロシアの大統領選挙>

ロシア大統領選挙によって、プーチン大統領が返り咲きを果たしました。選挙結果にはいろいろな憶測も飛び交っておりますが、市民生活には大きな影響もなく、新体制に向けた準備が進んでいるようです。   政権交代による、政治的・経済的な混乱がなくなったこと、日本への造詣の深いプーチン氏が再選されたことなどから、日本とロシアの経済状況はこれまでとおりゆっくりと着実に発展してゆくことが期待されております。

従来の”西側感覚”からするとロシアビジネスにはまだ抵抗がある見方も根強いと思いますし、日本人としては北方領土問題なども気になるとは思います。   しかし、世界経済と日系企業の曲り角に際して、「資源大国」、「親日消費者」、「新興自動車市場」などをキーワードに、改めてロシアとのビジネスを考えてみるチャンスとして捉えてみるのも面白いと思いますがいかがでしょう。 ロシアは日本にとって”遠くて近い国”であり、隣人同士として”古くて新しい国”です。



労働力の流入流出
03/10/2012, 16:53
Filed under: @masakiの投稿記事 | タグ:

Masakiです。2月は雪の日本で過ごしました。今回は、グローバルビジネスの環境に関する基調講演やグローバルビジネスで生かせるスキルの企業セミナーの仕事でした。日本の大手企業からも多くの方々にご参加頂きました。トピックの一つで「労働力の流入、流出が進んで行く」という事をお話ししました。参加者の中には、余りピンとこない方も多く見られたようです。「企業が安い労働力を求めて流出するのは分る気がする。」などのコメントが多く寄せられました。

3月9日付けのNew York Timesに、こんな内容の記事が載っていました。「会津若松市の市長が、中国に出向いて重機メーカーのZoomlionを誘致した。日本企業では、もう地元の雇用を確保できないので、逆に外から来てもらって雇用を広げることにした。」地元では、歓迎されているらしい。

皆さんは、どう思います?今後、日本市場への労働力の流入は、どのような形をとって行くのでしょうか?