New Japan Initiative Blog – 在米コンサルタント3人が日本人ビジネスパーソンに提言します!


語学力、されど語学力

morioです。先日、日本から出張してきたある会社のマネジャーと話をしました。

日本のグローバル化に必要なことを話していたら、彼はいろいろ大切なことはあるけれどやっぱり語学力だというのです。

「本人の語学力によってグローバル化の意識も意欲も変わるよ。」というのです。日本の価値や素晴らしさも語学ができなければ伝えられないというのです。今回の出張では通訳がいたので仕事は無事に解決できたけど、通訳なしでは仕事ができない歯痒さを感じたと言っていました。

実際に彼に自分がどれだけ仕事ができるか自己評価してもらったら、「日本国内でビジネスをやるときの自分に対する自信は9/10、だけど英語でビジネスをするときの自信は2/10。これじゃグローバルな世界には出て行けないよ。」とこぼしていました。

さらに、「海外で住んでいる人、海外でビジネスができている人たちはみな語学ができる人たちばかりで、語学力の問題を簡単に考えているような気がする。一生懸命勉強してもなかなか上達しない人、自信のない人にとっては語学の壁が厳しいことだと分かっていない。」「どうしても語学を使わなければいけない状況に置かれたら、頑張れば身につくとか、海外で1年間生活すればなんとかなるとよく言われるけれど、それじゃ自分の不安感は無くならない。」

昔から度々聞く問題ですが、日本人のグローバル化を考える上で日本人の語学コンプレックスを再度確認した訳です。

外国語ができないからなかなかグローバルな発想や活動ができないと思っている人にみなさんはどんなアプローチをしますか?

また、どうやってみなさんは語学の壁を乗り越えましたか?