日本人社員への懸念
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morioです。最近、ある米系のグローバル企業でAsia Pacificの責任者をしている日本人のエグゼクティブと話しました。
彼のコメントの中で特に印象に残ったのが、日本人の部下の中で外国に出て行って、リーダーとして活躍しようと思う日本人が昔に比べて少ないのではないかというものです。
自分から東京や日本から離れてシンガポールや香港、上海などアジアの国に転勤し、自己主張の強い外国人マネジャーたちを束ねて業績を上げることにチャレンジしようとする人が少ないとこぼしていました。自分は日本国内で頑張りますという部下たちにどうしたらもっとチャレンジ精神を育てられるのかと悩んでおり、このままではグローバルな活動をする会社の中で日本と日本人の発言権がどんどん低下していくのではないかと不安を抱えていました。
もし彼の悩みが他の企業で働く日本人のエグゼクティブのみなさんに共通するものであれば、これは大変怖いことだなと思います。
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Samuraiです。これはぜひ、その日本人Executiveに聞いてみたいことがありますね。「あなたは、チャレンジしようとする日本人部下を育てるために日ごろどのようなサポートをするように気をつけているのですか」と。このExecutiveの嘆きから推察するに、日本(人)が持っている能力のうち、世界に通用するものは、まだまだあるということなのでしょうね。ちなみに、私が感じる日本の社会システムはチャレンジャーが評価される土壌はまだまだ少ない。例えば、前例や実績がないことを理由に新しい取り組みが認められる確率が低い(だから画期的なサービスや商品が出てこない?)、会社の人事評価は減点方式が殆ど(敢えて危ない橋を渡る人は少ないでしょう)、など(小職、個人的にはこれを農業と製造業の文化と呼んでいます)。「これから世界に通用する日本のモノ・サービスがあるとしたら、それは何なのか」、グローバル人材とはこの程度のことを語るべきなのでしょうね。
コメント : Samurai 09/12/2009 @ 17:33masakiです。先日日本から帰国したばかりなので、Samuraiさんのおっしゃる「日本の社会システムはチャレンジャーが評価される土壌はまだまだ少ない。」とのコメントは、つい最近も肌で感じました。
つまり多くの外的要因も、日本人のグローバル化に向けてのBeingの足かせになっているのかもしれません。実は今回の講演中に、同じ様なコメントを頂きました。「日本の教育システムや雇用環境が日本人の意識を減点が無いような行動にかり立てる。」確かに、そうかもしれませんね。
この様な逆境の中、Samurai さんがおっしゃるように、「これから世界に通用する日本のモノ・サービスがあるとしたら、それは何なのか」”自分が何ができるのか” を問うて、自己改革を続けられる人が、今後のグローバル社会で活躍できるのではないでしょうか。
“難しい” “できない” 事に対する理由は、皆持っています。または、人間は、社会環境や職場環境にできない要因を見つけ出してしまいがちです。いくらでも、逆境の理由は出て来ます。
結局、変わる意志をもっている人だけが変われるし、グローバル人財に変化して行くのでしょうね。
環境や相手は変えられなくても、自分自身は変える事ができると思います。
コメント : masaki 09/16/2009 @ 11:18Samuraiさん、masakiさん、コメントありがとうございます。
長年日本の減点主義の評価システムの弊害について語られていますが、実際の日本の職場ではなかなか変わっていないと思います。「手を挙げたらつぶされる」、「失敗したら立ち上がれない」というコメントはまだまだ生きていると思います。だからこそ自分がその環境の下でどのような行動をとっていくか意識して選択することが重要です。同時に環境を作っている組織の上に立つ方が具体的にどのようにチャレンジをサポートするかが本当に大切だと思います。
欧米の多くのグローバル企業の求めている人材の要件の一つは、チャレンジャーであることです。普段から自ら手を挙げて取り組む積極性を示すことを求めているわけで、できないと評価は悪くなります。
実際、他のアジアの国の人たちと比較しても日本人のビジネスマンで最初から自ら手を挙げる方は少ないです。
お二人のコメントはこの現実を乗り越える大きなヒントだと思います。morio
コメント : morio 09/18/2009 @ 15:01